とズル

本日初挑戦。
減量集中警報発令中にも関わらず一度作ってみたくて。
また調理欲が勝ってしまつた。
正直なところ…
皮に包む手間無くそれっぽいのが食べられるのかと思ってた。
いや完全品はそうなのかも知れへんけど…。
結論から言えばほぼ失敗。
理想と期待値が高すぎた。
まあギョーザのタネさえも作った経験ないから当たり前なのかも。
…と言い訳してみる。
140780





この暑いのに親に火を使わせるのも悪いので自分でやる…
つもりが過保護マザコヌのおっさんは色々気を使い結果親まかせ。
後は焼くだけの材料まで作る。
焼くのは試しに一個(修正が効く様に)とお願いするも
食卓に上がったのは固まらずに油たっぷりで炒められた短い焼きうどん(そこそこの量)
やっぱ自分でやれば良かった…油いっぱい=努力してくれた跡。
やはり粉モノを入れないと固まらないのか?
で片栗入れて一応クリア。
ただ既に満腹でソレを楽しむ余裕が無くなってしまった。
それにソレが果たして正解の品なのかも不明(多分違う)
総カロリー…消費も取得も鑑みて
私の単純な脳と胃袋を納得させるには王将のお持ち帰りが一番と言う答えに落ち着く。
と言うか最初の焼きうどんもどきで萎えたのが原因なだけ。
でもおいしいのはおいしかった一応。
まとにかく…
残りの半分のタネをどうするか思案中。
逃げのカレー粉と赤唐辛子は入れた。
ただ油っこいのはもうキツイので焼きは止めて
キャベツでロールして煮込んでみようと思う。
暑いけど…。


タネを寝かす間、夏休みで朝から来ている甥っ子に付き合って遊んだ。
もうすぐ6歳の彼は今トランプがお気に入りらしい。
色んな遊び方を考えている事に感心。
内容は4枚引いてオシリ振りながら○○(子供の好きな言葉)を言う
とか訳が分からないものもあったが
黒札と赤札に分けてお互い裏返しにした数字を予想して当てていく
というゲームに落ち着きプレイ。
色を選ばしてくれると言うので当然赤をチョイス。
勿論最初から勝つつもりは無い。
更にそれを悟らせない事に集中した(コレについては賛否はあろうけども)
半分他の料理の仕込をしながらってのもあったが
甥っ子が私が見えてないと思ったかカードを盗み見ていた。
当然私の負け。
第二試合。
カードの振り分けの際に視線を外す。
次もカードを選ばしてくれるものの赤を選んだら黒になった。
「仕込んだようである」
当然大敗。
…悩んだ。
ズルを諭すか否か。
私は幼稚園児時の記憶など殆ど無い。
ただ記憶には無くとも良い事悪い事
経験として積み重ねていかれ成長していくのかも知れない。
でも…
言わなかった。
言えなかった?
いや…言わなかった。
どうやらオカンもそうしてるようやし。
あまりにヒドイと言うつもりであったらしいが
身内に言われるよりは他人に言われた方が教訓になるとも言ってた。
で優先したのは甥っ子が気持ち良く仕事終わりの妹と帰宅する事。


大袈裟と笑われるかも知れないがどうしても先案じしてしまうのでありんす。
まあその彼が挫折っつうか大人になる?時を。
ただその時はその時。
これまで見てきた彼(今の年齢からもうどうこう言っても仕方無いらしいし)
を信じているし
またその時は手助け出来る…
そう少なくても話は聞いて貰えるくらいにはちゃんとした伯父でいようと思った。
そんな油で胸焼けしつつの暑苦しい夏の日の他愛も無い話。