俺と生き方が違う

Love Balladeは歌えない(シ青水宏次朗)


営業職の親友K。
営業中(移動・現地待機)に時間が空くと暇潰しに携帯を鳴らす。
まあそれ以外は皆無と言っていいほど鳴らないので良いけど。
んで話の内容は仕事と恋と人生と。
ここ16年ほど同じ事ばっか言ってる感じ。
そんな彼が最近よく口にする
「曲作ってや」と。
これは僕に才があるからでは無く。
彼と僕の2人ならまだ僕の方がマシやから…という話。
んじゃ何で彼はそんな気になったのか?ってのが気になった。
「何で?」とは聞いたが答えは返って来なかった様な気がする。
実際彼も上手く説明出来ない…
と言うかそんな大層な話では無いのかも知れない。
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僕も過去一度だけ作った事がある。
当然ラブソング。
24歳頃好きやった同じ会社の子。
その頃好きやった早紀麻未嬢を更に好みのポッチャリ型にした子。
結局その子に送る機会は無かったけど…。
試しに友達に聞いて貰ったら予想以上に痛い態度をとられた。
具体的にはもう忘れたけど。
それ以来そんな気持ちは封印した。
今考えれば彼も照れ臭く、その裏返しやったのかも知れない。
それに物を作って世に出せば辛辣な意見は覚悟するものやとも思うし。
まあ逃げれるなら逃げるけど。


話は戻り、彼も今そんな気分なのかも知れないと思った。
ただ自分には出来ないから君がやれと…。
でもそんなトキメいている感じも受けへんのやけど。
正直多少なり浮かれてないと僕は曲を作ろうとは思わない。
イヤだからこそ人に頼むくらいのテンションって事も言えるか。


と言うか…
今一度そんな浮かれモードになってみたい40間近の春。
我再びドキドキは恋のシンクロ信号ってな感じ。